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身体における 「真っ直ぐは直線ではない」【木原 丹】

「真っ直ぐ≠直線」
身体における
「真っ直ぐは直線ではない」

こんにちは、KAYAスタジオ 木原丹(あきら)です。

踊りを踊っていて
「背中を真っ直ぐにしなさい」
と言われたことは無いでしょうか?

踊りを踊っていない方でも

 

日常生活の中で、
猫背になってしまっていると
「背筋は真っ直ぐに伸ばしなさい。」
なんて言われた経験は無いでしょうか?

 

大人になってから姿勢について
人に指摘されることは
滅多にある事では無いと思いますが
子どもの自分に言われた経験は
あるのでは無いでしょうか?

 

「背中を真っ直ぐに伸ばしなさい。」
この言葉の意味を本当に正しく理解し使っている人、そして、正しく受け止められる人がどれだけいるでしょうか?

 

身体において
間違った 「真っ直ぐ」は
ストレートボーン、ストレートネック
骨盤の歪みなど
慢性的な身体の痛みに繋がる 間違った姿勢を作ってしまう危険性のあるものなのです。

 

◉「身体における真っ直ぐとは?」

私たちの認識する「真っ直ぐ=直線」なのではないでしょうか。
誰しも、紙に真っ直ぐな線を引いてください
と言われた場合
描こうとする線は、「直線」でしょう。
定規を当てて引いた線 「歪みのない線」
これこそが真っ直ぐだと納得できます。

しかし、この「真っ直ぐ=直線」を身体に当てはめようと思うと
無理が生じます。

もともと、背中は直線には出来ていないからです。

KAYAスタジオに鎮座する
骨格標本です。名前はまだありません。

背骨脊椎

彼の背中を見てみると緩やかに自然なS字状のカーブを描いている事がわかると思います。

身体においては
「真っ直ぐは直線」ではなく
「真っ直ぐは緩やかなS字」なのです。

背骨(脊椎)は、約5キロほどもあると言われる頭蓋骨を支えるため
そして、立つためのバランスを取るため
歩いたり運動したりの衝撃を吸収し、散らすためにも
この自然なS字カーブが大切なのです。

 

◉「背中を真っ直ぐに」と言われたときには

S字を思い浮かべましょう。

直線を思い浮かべてしまうと
あばらが開いてしまったり
首を引きすぎてしまったり
骨盤を後傾させすぎてしまったり

身体にとても負担のかかる姿勢となってしまいがちです。

S字を思い浮かべれば
初めは、難しかったり苦しい感じがしたりするかもしれませんが 無理のない真っ直ぐが作れます。
S字状の自然なカーブを持った姿勢を手に入れると

筋肉の緊張はゆっくりとほぐれ
猫背や、直線など
無理のある間違った姿勢により
圧迫されて滞っていた血流、リンパなども
流れ始めます。

今までに味わったことのないような、
子どもの頃に感じた痛みのない
爽快な身体の状態
気持ちを感じれる事でしょう。


「身体における真っ直ぐ」を意識してみたら、こんなこともできちゃいました☆
木原丹



▶︎猫背!?

▶︎滞りが気になる方へ

▶︎正しい姿勢、正しい筋肉を手にいれ
正しく身体を使うためのオリジナルメソッドが沢山あります。

 

2018/02/11

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